かいふの木の家とは

海部郡の林業家、森林組合、製材所、大工、工務店、設計士が一体となって、海部郡の木材と大工の技術を使った木造住宅の建設を推進する組織です。

『かいふの木の家』では大切に育てた木材資源を生かしきるため、林業家、製材所、等の川上側との連携を図り、良質な木材の安定供給をしたいと考えています。

木は再生可能な資源ではありますが、健康で立派な木を育てるには数十年の年月と地道で過酷な林業の作業が必要です。
一本一本の木には丹精が込められています。

いま日本では、在来木造、プレハブ、鉄骨、鉄筋コンクリートその他様々なタイプの家があふれており、また住宅メーカーも多様です。テレビ、新聞、インターネット。あらゆるメディアを通じておびただしい数の情報が流れており、消費者はこの情報中から自分に合った物を選ばなければなりません。しかし、よく目に付く、宣伝が行き届いた住宅が、はたして自分に合った住宅でしょうか?長く安心して使い続けられる家を建てることは、大変難しいことです。

家は数十年以上も家族とともに暮らしていく耐久消費財です。家族構成、年齢、ライフスタイル、の変化にともない、様々なメンテナンス、リフォーム、増改築などの機会が生まれてくるでしょう。そんな時、身近にいる信頼できる大工さんは何よりも心強い存在です。

一生に一度の家づくり。木を育て、製材し、刻み、家を建てる。

それぞれのプロセスに誰が携わっているのかが明らかにされることで、施主は安心して家づくりを託すことができます。

『かいふの木の家』はそのような信念を持って「地産地消」山の息吹が宿った住まい造りを目指します。

サポート

地域の人のために、地域の木を使い、地域の大工が建てる。

『かいふの木の家』は、海部郡の木や風土を知り尽くした林業家、製材所、大工・工務店、設計士が集まり、建て主と地域の建築家・大工との出会いをサポートし、地域材を使った安心で良質な家づくりをご提案しています。

『かいふの木の家』窓口では設計や工事をしない客観的な立場(お客様の立場に立ち)、直接言いづらいこと、断りにくいことなど、煩わしさを解消し理想の家づくりをサポートしていきます。